ガスコンロとIHの「寿命」と「交換時期」
今回は、ガスコンロとIHコンロの 寿命・交換時期の目安 とあわせて、お客様から質問の多い 「壊れた?と思った時に最初にやるべきチェック」 を、にわかりやすくまとめました![]()
“急に火がつかない”“IHが鳴り続ける”…![]()
■ 結論:どちらも寿命は「約10〜15年」
ガスコンロもIHも、一般的には 10〜15年 が寿命の目安です![]()
ただし、ガスとIHでは 壊れ方の傾向がまったく違うため、チェックするポイントも変わってきます![]()
■ 【まずこれ!】壊れた?と思ったら最初に確認するポイント
【ガスコンロの場合】
① ガス栓(元栓)が開いているか確認
意外と「少し閉じてた」というケースが多いのです![]()
② 電池タイプなら“電池切れ”をチェック
ガスコンロの火花は電池で動いている場合が多いです![]()
点火音が弱い、点火しない場合は、9割が電池切れのこともありますよ![]()
③ バーナーキャップがズレていないか
お掃除後にズレたままだと 火がつかない・不完全燃焼になります![]()
④ 風が強く当たっていないか
キッチンの窓からの風で火が消え続けることもあります![]()
⑤ グリルだけ点かない場合
グリルの点火装置が寿命のケースが多いんです
(
【IHコンロの場合】

① 鍋が IH 対応かチェック
IHが反応しない原因の半分以上が“鍋が非対応”のことがあります![]()
底が薄すぎる鍋もダメな場合もありますよ![]()
② 鍋の底や天板が濡れていないか
水滴があると認識しない&エラーが出ることがあります![]()
③ ブレーカーが落ちていないか
IHは消費電力が大きいので、電子レンジ、電気ケトルと同時使用でブレーカーが落ちやすいです![]()
④ 鍋を置く位置がズレていないか
センサー位置から外れると加熱しないことがあります![]()
⑤ ピーピー鳴る場合はエラー番号を見る
温度過昇防止・鍋検知エラー・内部基板異常など、番号別に原因がわかるよう設計されています![]()
■ ガスコンロの寿命サイン(10〜13年目あたり)

火がつきにくい・すぐ消える、火力が弱い・青い炎が出ない、バーナーの錆び・変形、グリルが点火しない、使用中に「ボッ」と音がする
→ 10年を過ぎたら修理より交換が現実的です![]()
■ IHコンロの寿命サイン(10〜15年)

加熱が遅い・出力が弱い、鍋を認識しない、エラー表示が増える、1口だけ加熱しない、ピピッという警告音が頻繁に鳴る
→ 基板交換は高額なので、寿命時期なら交換が安心ですよ![]()
■ ガス & IH の寿命を延ばすコツ
・IHは空焚きを絶対にしない
・毎日サッと掃除(焦げ&油汚れは寿命を縮める)
・年1回のクリーニングや点検で劣化を早期発見
・ガスは五徳・バーナーを定期的に分解掃除
・換気扇をしっかり回す
■ まとめ
【ガスコンロ】
寿命:約10〜13年
交換のサイン:火が弱い・点火しない・グリル故障 電池・バーナー位置・ガス栓
【IHコンロ】
寿命:約10〜15年
交換のサイン:出力低下・エラー・鍋を認識しない 鍋・天板水滴・ブレーカー
ガスコンロもIHも“急に壊れた”ように見えて、実はちょっとした原因で動かないだけ のことも多いです![]()
逆に、寿命サインを見逃して使い続けると火力低下・不完全燃焼・基板破損につながることもあります![]()
気になる症状があったら、メーカー名・型番・設置年が分かれば、その場で「交換?修理?」の判断ができますので、いつでもお気軽に相談してください![]()
🏠やまみ住設
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📞0568-97-8055
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