今日は給湯器の壊れかけのサインについて、皆様にお教えしますので、参考にしてみてくださいね

給湯器は寿命が 約10〜15年 と言われています

次のような症状が出始めたら、“壊れる前の合図” の可能性がありますので注意ですよ

● お湯の温度が安定しない

「熱い→ぬるい」を繰り返す／シャワーが弱くなる

→ 内部のスケール詰まりや劣化のサインなのです

● 冬場にお湯がぬるく感じる

→ 給湯能力の低下や内部の詰まりの可能性があります

● お湯の出る量が減った

→ 熱交換器の劣化や水路の目詰まりの可能性があります

● 設置から10年以上経っている

→ 寿命帯に入り、いつ壊れてもおかしくない時期です

● 給湯器から変な音がする

「ゴボゴボ」「ポコポコ」など

→ 目詰まり・排気・排水まわりの劣化でよく起こってしまいます

● エラー表示がちょこちょこ出る

→ 数字によって原因が違いますので、後ほど詳しく紹介します

このあたりのサインが出てきている場合、“そろそろ点検・交換準備を”という合図です

■ 代表的なメーカーの「よくあるエラー番号」

ここからは、リンナイ・ノーリツの“壊れかけのときに多いエラー” を紹介します

【リンナイ：LCエラー】

■ LC の意味

熱交換器（中のお湯を温める部品）のスケール詰まりで、カルキ汚れや内部劣化で、水路が細くなっています

■ 出たときに起こりやすい症状

お湯の温度が安定しない、給湯パワーが弱く感じる、ガス代が上がる

“寿命が近い”サインですので、10年前後の本体なら 交換検討レベルです

【ノーリツ：16エラー】

■ 16 の意味

温度が異常上昇している（制御が追いつかない） という警告です

■ よくある原因

内部のスケール詰まり、熱交換器の劣化、温度センサー不具合

■ 起こりやすい症状

シャワーが安定しない、急に熱くなったりぬるくなったりする

この場合は内部の劣化が強く、「もうそろそろ限界」の合図です

【ノーリツ：29エラー】

■ 29 の意味

エコジョーズ特有の“ドレン排水トラブル”です

※ドレンとは…排ガスを冷やして出る“弱酸性の水”

■ よくある原因

中和器の劣化、ドレン配管の詰まり、排水ルートの凍結、そもそも排水が流れにくい位置に設置されている場合があります

■ 起こる症状

給湯器が止まる、エラー解除しても再発する、排水が外に出ず、内部に逆流の危険

排水系のトラブルは 放置すると本体故障に直結しますので、早めの点検・修理が安心ですよ

簡単にまとめますと、

LC：リンナイ→スケールが詰まりで、中が詰まってきてる合図です

16：ノーリツ→温度上昇異常で、温度調整がもう限界かもしれません

29：ノーリツ→ドレン排水詰まり、排水が流れていません

どれも 給湯器自体が劣化してきた証拠 なので、「まだ動くから大丈夫」はとても危険なのです

●早めに相談したほうがいい理由

給湯器は“急に壊れる”ことが多い設備で、特に冬場は同時に多くのご家庭が壊れるので、在庫がなくて選べないこともあります

✔ エラーの種類

✔ 設置からの年数

✔ お湯の使い方

✔ エコジョーズかどうか

これらを総合して診断しますので、「エラー◯◯が出た」「最近お湯が不安定」といった軽い相談でも、やまみ住設にお任せください

給湯器は「壊れる直前にサインを出してくれる」優秀な設備です

エラーや違和感が出たときにすぐ対処すれば、急にお湯が止まって困るリスクを大幅に減らすことができます

やまみ住設では、メーカー・型番・設置年さえわかれば、その場でおおよその診断もできますので、お気軽にご相談くださいね

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