今日は、お客様からとにかく質問の多い「給湯器の号数の選び方」 を初心者さん向けにやさしく・丁寧に解説いたします

「難しい言葉なし」で読めますので、ご安心くださいね

●そもそも「号数」ってどんな意味？

給湯器の号数は、

“1分間に〇リットルのお湯をつくれる能力” を表します

例えば…

16号 → 1分で16リットルのお湯

20号 → 1分で20リットルのお湯

24号 → 1分で24リットルのお湯

ここでイメージしてほしいのが、お風呂1杯＝約180〜200リットル くらいとなります

16号より24号の方が、お風呂に入れるスピードも早くなるし、キッチンと洗面で同時にお湯を使っても、　“お湯が細くならない・ぬるくならない” ということです

●お家に合う号数は「人数より使い方」で決まる

よくある質問が「うちは2人だから16号で十分だよね？」というものです

でも実際は…

✔ 同時にどこでお湯を使うか

✔ シャワーの勢いをどれだけ重視するか

✔ 冬場にお湯不足を感じやすいか

この3つがどの号数が良いかを判断する重要なポイントとなります

●特に冬はお湯の消費が増える！

冬になると、水温が低くなる・お湯を作るために給湯器がフル稼働になる・同じ号数でも「余裕のなさ」を感じやすい

→ 夏は足りてても、冬に足りなくなるパターンが多いです

●【目安】どの号数がどんな家に向いてる？

【16号】

・単身〜2人向け

・お風呂とキッチンの同時使用が少ない

・食器洗いは水で、シャワーだけお湯を使う

・お風呂の湯はりが多少ゆっくりでも気にしない

→ 水まわりが“コンパクト”なお家向きの号数となります

【20号】

・2〜3人家族にちょうどいい

・2人暮らしでもシャワーと洗面を同時に使うことがある

・キッチンで洗い物しながらお風呂を沸かすことが多い

・今後家族が増える可能性がある

→ 「迷ったら20号」と言われるぐらい万能タイプなのが20号ですので、迷ったら20号ですね

【24号】

・3〜4人、または同時使用が多い家

・お風呂・キッチン・洗面が同時に動く

・冬のシャワーは“勢いが弱いの無理！”というタイプ

・朝の身支度でお湯が分散する時間がある

・高圧シャワーなど“お湯の量が必要な設備”がある

→ 最近は2人暮らしでも「余裕を持ちたい」という理由で24号を選ぶ人が増えていますよ

●同じ号数でも“機種”によって使い心地が違う？

実は、号数が同じでも、給湯能力の立ち上がりの速さ、お湯の温度を一定にする能力、低水圧に強いかどうか、シャワーの安定感などが機種によって変わってきます

「同じ24号なのに、このメーカーはシャワーが安定する！」「冬場のぬるさが出にくい！」といった“体感差”があります

●「壊れてから選ぶ」は本当に危険？

これは本当に注意ポイントです

給湯器が突然壊れると、“今取り付けできる号数”しか選べない、希望のメーカーやモデルが在庫切れ、故障から復旧まで何日もお湯が使えない、寒い時期は特に在庫が少ないなど、デメリットが多いです

ですので、「最近お湯がぬるい」「異音がする」「エラーが出る」といったことがあれば、早めに点検したほうが安心ですよ

●まとめ

1. 号数＝お湯をつくれるパワー

2. 人数より「同時に使うか」が重要

3. 迷うなら20号 or 24号が安心

4. 冬はお湯不足が起きやすい

5. 壊れる前に選ぶと失敗しない

お家に合う号数は“家ごとに変わる”ので「何号がいい？」という相談だけでも、ぜひやまみ住設にお問い合わせください

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