在来工法のお風呂からユニットバスへリフォームする様子をご紹介
最近は当たり前になってきているユニットバスですが、まだまだ在来工法のお風呂という方も多くユニットバスへのリフォームをご依頼いただきます。
そこで今回は在来工法のお風呂からユニットバスへリフォームしていくリフォームの様子をご紹介していきたいと思います
【工事前】
まずはリフォームを始める前にお家の中を養生していきます!
これはとっても大事な作業で養生がしっかり出来ていると解体をしやすくなり、お家の中も傷をつけることなく作業が効率的に出来ます
【1日目】
タイル張りのお風呂には規定のサイズというものがないため、今あるお風呂のサイズから次のお風呂を決めていきます。
サイズが決まっているユニットバスには有効設置寸法というものがあるためその空間があるかを計測していきます
今回は新しいユニットバスを入れるために床と壁面の2面を斫りました
工事店によっては全面タイルを落として斫るというところもありますが、その分産廃ゴミも手間代もかかるためコストが上がってしまいます。
また在来工法からユニットバスに交換する場合お部屋の中にお部屋が出来る形になるため空気層が出来ることにより冷たい空気をユニットバス内に入りにくくしてくれるため問題がない部分に関しては斫らずに残します。
決まっている工事方法というものはなく、全て壊すリフォーム店が好みなのかどうかなどお客様が工事方法でお店を選んでいただければと思います
メーカー施工や外注さんへ依頼する場合、ユニットバス組立費用とは別に事前下見代というものが発生しています
弊社の場合はユニットバス職人が自社のため、スタッフ同士の打ち合わせでユニットバスが入るか際どい場合は相談できるので下見の費用もかかりません。
下見にくる方は商社の方やメーカーの方が多いため実際に工事をする職人にうまく伝達が出来ていないというリスクも出てきてしまいます。
【1日目】
解体工事が終ったら次は先行配管工事を行っていきます。
新しいお風呂と今まで使っていたお風呂とお湯や水、追い焚き配管の位置などが変わることが多いのでユニットバスを組み立てする前に新しいお風呂の位置に合わせて先行して準備をしておきます
お湯や水の接続は基本、水道屋💧さんが行います
給湯器の追い焚き配管とリモコン線の準備はガス屋🔥さんが行います
電気の照明位置や換気扇から電気の浴室暖房などにした場合は電気屋💡さんが行います
ユニットバス屋さんはあくまでもユニットバスを組み立てするだけなのでユニットバスを組み立てしたあとに湯水接続はまた水道屋💧さん、追い炊き配管の接続はガス屋🔥さん、電気の接続は電気屋💡さんに依頼します。
それだけ多くの職人さんが必要となればコストもかかります。
もちろん各業種のスペシャリストですので専門の知識と資格を持った方に依頼するのが基本です。
むしろ資格を持っていない方が触ってしまうケースもありますが、お風呂が出来上がってしまっては見えなくなってしまうところなのでそちらの方が危険は伴います。
しかし、多くの方が現場に出入りすることで情報共有が出来ていなかったり伝達ミスなどが起こるリスクもあります。
またリフォームの工事期間も伸びてしまうことも
弊社の場合は、1人のスタッフが電気、ガス、水道の資格を持っており一人ですべて可能です。
きちんとそれぞれの資格を取得し20年以上に渡り経験を積んだスタッフです。
また、弊社も大掛かりなリフォームとなったり埋まっている配管を触る必要がある場合にはきちんとしたより専門的な職人さんへ依頼をします。
【3日目】
先行配管配線工事が終ったら次にユニットバスの土台となる土間をうっていきます
土間も新しいお風呂と脱衣場の高さをバリアフリーにしていくためにユニットバスの脚といわれるボルトの長さと調整しながら必要な高さまでうっていきます
ここでの打ち合わせがズレてしまうと用意をしていた脚の高さでは合わない….といった問題が発生してしまいます
脚の高さはプランニングをした時に選ぶことが出来ますが、後から変更する場合は追加料金になってしまったり、最悪の場合はユニットバス組立の日までに間に合わないといった可能性もあります….
弊社の場合は自社スタッフなのでお店には脚のストックが準備されております。
【4日目】
土間が乾いたらいよいよユニットバスを組み立てしていきます
ユニットバスの組み立て方はこちらの記事をご覧ください
ユニットバスの器具位置もお客様によって使い方などにより好みの位置が変わってきます
もちろん、蛇口など元々決まっているものもありますが、タオル掛けの位置や手すりの位置など標準位置ではなく希望があったのに….
そもそも希望の位置につけれるなんて知らなかったという方も多いのではないでしょうか?
そんな時も自社スタッフなので直接職人がお客様と打ち合わせをして決めていくのでお客様の希望通りに位置を設定できます
また弊社の場合はユニットバスへのリフォームの際には基本的な接続はユニットバス組立の職人で対応が可能です。
それにより工事費を抑えるだけでなく打ち合わせの伝達ミスもなくなり情報共有がしっかりと出来るため安心安全施工に繋がります
この日にお風呂を使用していただくことは可能なのですが、コーキングが乾かない内に触ってしまうとコーキングが切れてしまう原因になるため基本は念のために1日乾かし期間を設けさせていただいております。
【5日目】
ユニットバスが出来上がったら入口枠を付けていきます
入口枠もコストを抑えるために木枠を使う業者様もいらっしゃいますが弊社では樹脂枠を起用させていただいております
水回りですので10年後にぐずってしまった 腐食している
といったことがないよう念には念をということで樹脂枠にさせていただいております
入口枠を取り付けしたあとは脱衣場の内装貼替が無い場合は入口枠周りを補修させていただいて完了です
給湯器を交換させていただいた場合も5日目までのどこかでお取り替えをさせていただいておくので、その場合でも同じ工事期間で可能です。
試運転や清掃をしっかりと行ったあと、使用説明とお客様にご確認をいただきお引渡しをさせていただきます。
【5日目もしくは6日目】
今回は浴室リフォームと一緒に脱衣場の内装と洗面台の交換もご依頼いただいておりましたので同時に交換をさせていただきました
弊社が大手リフォーム会社様やハウスメーカー様などにも負けない!と思える強みとしては
リフォームというのはリレーのようにバトンを次の職人さんに渡していくものです。
次の走者が同じチームであれば次の走者の走りやすいようにバトンを繋ぐことが可能ですが、知らない見たこともない走者であればバトンを繋ぐ部分があいまいになってしまいます
本来であればこうしておいてくれればキレイに収めれたのに・・・
といったケースも少なくありません。
監督さんがしっかりしている現場もあるのでその場合は監督さんが変わって次の職人さんに上手に繋げれるように指示を出してくれることもあります
しかし、水道屋さんも電気屋さんもガス屋さんもユニットバス屋さんも専門的なお仕事。
全てを作業をしていない監督さんが把握するのはとてつもない経験と知識が必要になります。
実際に毎日毎日その作業をしている職人にはかないません。
弊社は監督を作るのではなくチームで行うことで施工スタッフ同士が話し合って次に繋いでいってくれるので受け渡す部分は重なり合う形になりより安心安全の施工に繋がります
しっかりとした名のある会社様などが決して悪いわけではなく、お客様自身が業者選びの際に弊社のような工事店の会社にも安心して依頼が出来るようになって欲しいなと思います