タイル張りのトイレから洋風のお掃除しやすいトイレへリフォーム
トイレリフォーム
以前実例でご紹介させていただいたトイレリフォームを工事の様子と共にご紹介していきます!
タイル張りでお手入れが大変だったトイレ…タイルも割れて落ちてきてしまっており新しくお掃除しやすいトイレへリフォームをさせていただきました
その様子をお伝えします
工事前
トイレ本体は和便器から洋便器へお取替えはしてあったものの、壁のタイルや床のタイルが割れてしまい安全面でも不安がありました。
タイルなのでどうしても冬場はヒヤっとしてしまいます。さらにはお掃除も大変です。
さらに割れたタイルでケガをしてしまう恐れもあったためキレイにリフォームさせていただくことになりました!
解体工事
まずは今お使いのトイレを外させていただき、タイルも落とせるタイルは全て落とします
コストが抑えるために現状なるべく問題がないところは残してキレイにリフォームしていきます。
床組み&壁下地
床を組んでいきます。垂木等で床組みをしていきベニアを張っていきます。
壁はベニアを張って下地を作っていきます。窓周りや天井もキレイに張っていきます。
入口は脱衣場とフラットにするために高さも合わせていきます。
通常、既設の扉で仕上げる時には框を入れますが、今回は体の不自由な方もいらっしゃるとのことでしたので、カーテンで間仕切りするためアルミバーで抑えさせていただくことにしました
内装張り
次に内装を仕上げていきます。
今回は床をクッションフロアを張って壁にはクロスを貼っていきます。
白を基調にしたので空間全体がとっても明るくなりました。
巾木はソフト巾木を張らさせていただきました!
給水工事
本来ですと給水は左下や右下の壁あるいは床にあることが多いのですが、もともとが和式が付いているお家の場合、写真のように真ん中から給水が取り出されています。
壁や床を工事した場合、壁の中を通したり、床下を通して新しく取り出すことも可能なのですが、トイレ全体がタイル張りのため斫って給水位置を移動させるとなると大掛かりな工事になりコストもかかってしまいます…
そこで写真のように露出で洋便器の給水位置に移動できる給水管が販売されているため今回もそれを使いました!(※写真のお家は元々洋便器に変えた時にこちらを使用しておりました)
仕上げ
あとはそこに新しいトイレを取り付けしていきます。
電気も延長コードをご使用だったので電線はモールで隠し露出コンセントに交換させていただいたのでスッキリしました
さらに以前に外した棚板が置いてあったので、捨ててしまうならとトイレの上にその板を使って棚を設置させていただきました。
入口はへの字を取り付けさせていただきスムーズに出入りできるようになりました。
※ビスはこの後、この位置に手すりを取り付けさせていただくため下地の位置が分かるようにしております。
改めてリフォームではこういう方法でやらないといけないというルールが厳密に定められているわけではないので、施工スタッフによっては気づかずに過ぎてしまう所もあると思います。
弊社のようにチームでリフォームをさせていただいているとそれぞれの施工スタッフが次の人のことを考え打ち合わせをして進めてくれるため、よりお客様のために細やかな気遣いをすることが出来ます。
私自身は工事をするわけではないので、本当にそのような現場のスタッフの気遣いに助けられています
お客様にも感動していただけるような施工をしていけるように今後も精進してまいります
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