2024年住宅省エネキャンペーン~子育てエコホーム事業について~
【住宅省エネ2024キャンペーンについて】
毎年、国の施策で行われている補助金制度
2024年度も発表されました
その補助金について解説していきます
基本は昨年度と同じような形で今年も国土交通省・環境省・経済産業省からそれぞれの事業が行われております。
対象工事は2023年11月2日以降に着工した工事が該当となります。
契約の締結日は問われておりません。
前回は給湯省エネ事業にエコジョーズ給湯器が該当しておりましたが今年はハイブリット給湯器のみとなっております。
また経済産業省から新たに賃貸集合住宅向けに補助金事業が始まったので大家様は必見です
その中でも国土交通省の「子育てエコホーム支援事業」(リフォーム)について解説いたします。
まずこちらの補助金を申請することが出来る条件は全世帯対象です
上限は基本は20万円までとなっておりますが条件を満たす場合は最大60万円までUPします
子育て世帯…2005年4月2日以降の出生の子と、交付申請時点で同居していること
※但し、2024年3月末までに工事着手する場合は、2004年4月2日以降の出生。
若者夫婦世帯…夫婦のいずれかが1983年4月2日以降の出生であり、交付申請時点で夫婦であること。
※但し、2024年3月末までに工事着手する場合は、1982年4月2日以降の出生。
≪増額の条件≫
子育て世帯または若者夫婦世帯で既存住宅を購入し、リフォームする場合…60万円/戸
子育て世帯または若者夫婦世帯で長期優良住宅の認定を受ける場合…45万円/戸
子育て世帯または若者夫婦世帯で上記以外のリフォーム…30万円/戸
その他の世帯で長期優良住宅の認定を受ける場合…30万円/戸
こちらの条件以外の方は最大20万円まで補助を受けることができます
また補助金の対象になるには必須項目のリフォームを行うことと、1回の申請時に5万円以上の補助金に達していることが条件となります
こちらが必須対象工事です。
①~③のどれかの工事を行うことが条件となります。
節水型のトイレは掃除しやすい機能が搭載されているかいないかによって補助金の金額が変わります。
※詳しくはお気軽にお問合せください。
さらに任意工事でこちらの工事に該当するものがあれば必須工事と一緒に申請をすることが可能です。
しかし、1申請あたり5万円以上にならないと申請することが出来ないため5万円に達しない場合は申請することが出来ません。
つまり、節水型のトイレ(20000円)と手すりの設置工事(5000円)では合計が25000円しかないため、これだけでは申請することが出来ません。
節水型のトイレや節湯水栓は1戸あたりではなく、1台あたりなので
●1階/2階同時に節水トイレへ交換(20000円×2台=40000円)
●キッチン水栓と浴室水栓を節湯水栓へ交換(5000円×2台=10000円)
この場合は50000円に達するため申請が可能になります。
手すりなどは1戸あたりのため一度の工事で何本付けても5000円しか申請することは出来ません。
お風呂のリフォーム(給湯器も交換)の場合は
●高断熱浴槽…30000円
●節湯水栓…5000円
●高効率給湯器…30000円
●浴室乾燥機…23000円
●手すり設置…5000円
●段差解消…7000円
が該当する可能性があるため総額10万円の補助金を申請することが出来ます
補助金は2024年度も登録事業者からの申請となります。
弊社も登録しておりますのでご安心ください
リフォームをご検討中の方はぜひこの機会をお見逃しなく
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