給湯器の追い焚き配管一つ穴と二つ穴の違い
今日はよく質問いただく「うちの追い焚きって“二つ穴”なんですが…交換できますか?」という相談について、分かりやすく解説していきます![]()
結論は、
・二つ穴給湯器はすでに“旧式”
・新しく交換するなら“一つ穴”が断然おすすめ
その理由を説明していきます![]()
■ まず「二つ穴」の追い焚きってなに?
お風呂の浴槽に、お湯を吸い込む穴・お湯を戻す穴、この2つの穴があるタイプの追い焚き給湯器のことです![]()
昔は一般的でしたが、今ではほとんどのメーカーが生産終了または縮小をしています![]()
理由は、衛生面・メンテナンス性・故障リスク・省エネ性能、すべての面で一つ穴の方が優秀だからなんです![]()
■ なぜ二つ穴はもうおすすめされないの?
①衛生面のリスクが大きい
二つ穴は構造上、追い焚き配管が長い・浴槽から水を吸い込む・中で温度が下がってしまうんです![]()
このため、雑菌が繁殖しやすいのが最大の欠点です![]()
特に、小さなお子様・高齢の方・免疫の弱い方がいるご家庭は注意が必要となります![]()
②配管内部が劣化しやすい
二つ穴は配管が長い&汚れが溜まりやすいため、追い焚きすると汚れが浮く・黒いカスが出る・湯張りの時にニオイがするなど、劣化トラブルが多い構造となっています![]()
③機種が減り、交換費用が高くなっている
二つ穴タイプは今ほとんど生産されていません![]()
そのため、本体の選択肢が少ない・価格が高い・在庫が少ない・将来的な部品供給も不安というデメリットがとても大きいのです![]()
④エコジョーズ対応がほぼない
省エネ型の給湯器(エコジョーズ)は一つ穴配管が前提で開発されています![]()
二つ穴は設置できないor制限があることが多く、結果的に光熱費の節約ができない可能性もあります![]()
■ 一方で、一つ穴はこんなメリットがある!
・清掃・メンテがラク
“循環アダプター(穴の部分)”のみの掃除でOKです![]()
・衛生面が圧倒的に安心
追い焚きの循環口が一つだけなので、配管が短く 雑菌繁殖リスクが低いのです![]()
・機種の選択肢が多い
どのメーカーも基本的に一つ穴が標準で、キャンペーン機種の種類も豊富です![]()
・エコジョーズに対応
光熱費を抑えたい方は絶対こちらが有利です![]()
・交換費用も二つ穴より安い
特殊工事がほぼ不要なので、結果的に安く済むケースが多くなります![]()
■ 「二つ穴 → 一つ穴」に交換できるの?
→できます
(ほとんどのご家庭で可能)
二つ穴の片方を塞ぎ、一つ穴用の循環金具に交換するだけなのです![]()
ただし、浴槽の形・位置で確認が必要なので、現地で見て判断するのが確実です![]()
■ 二つ穴をそのまま使い続けるデメリットまとめ
二つ穴の給湯器は、“壊れてから交換”すると本当に困るケースが多いのです![]()
在庫がない・そもそも希望の機種が存在しない・特殊工事で高額になる・お湯がしばらく使えないというトラブルが増えています![]()
だからこそ、まだ動いていても10年以上経っていたら一つ穴への交換を早めに検討するのがおすすめなんです![]()
衛生的で、光熱費も抑えられて、将来のメンテナンスも安心ですよ![]()
お客様目線で見ても、メリットしかない選択なのです![]()
ご検討の際は、やまみ住設にお問い合わせくださいね![]()
🏠やまみ住設
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